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障害者の娘の顔面をハンマーで殴打し殺害。精神疾患、トゥレット症候群の長女の浪費癖で生活困窮。老夫婦「心中するつもりだった」「殺すしかなかった」【大阪、裁判】

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  • 大阪で、障害者の娘を殺し、自分たちも心中を図った両親が逮捕された事件で、この老夫婦が殺害に至るまでの心境を告白。
  • 障害者の長女は、社会になじめず、両親に八つ当たり、浪費癖も強くなり生活が困窮したようだ。
  • 判決公判で、裁判長はともに懲役3年(求刑懲役7年)の実刑を言い渡している。

障害者の娘の顔面をハンマーで殴打し殺害。親「心中するつもりだった」精神疾患、トゥレット症候群の長女の浪費癖で生活困窮についてのネット感想

辛い事件だが、にしてもハンマーで顔面を殴打しなくても、とは思いました。もう少しマシなやりかたがあったのでは。少なくともこの行為に、憎しみが感じ取られます。障害者の親。なんといっていいか。やはり出産は早めがいい。高齢出産のリスクはもっと真剣に考えるべきだと思う。特に芸能人、考えろよ。

ニュースソース

かわいそうだが、先に逝(ゆ)け-。87歳の父親は自ら手にかけた43歳の娘にあて、こんな手紙をしたためた。70歳の母親は娘の顔に付いた血をふき取り、遺体と添い寝をした。2人も死に場所を求めてさまよったが結局、死にきれなかった。精神疾患の長女を殺害したとして、殺人罪に問われた老夫婦。7月に開かれた大阪地裁の裁判員裁判で、極限状態まで追い詰められた救いのない日々を生々しく語った。

「お母さん助けて!」

 平成27年11月18日早朝。長女はまだ1階の和室で、寝息をたてていた。それを確認した母親は、2階で待つ父親に「よう寝てるよ」と告げた。

 父親は和室に向かった。母親は声を潜めて、事が終わるのを待った。しばらくして長女の悲鳴が聞こえてきた。

 「お母さん助けて! お父さんに殺される」

 父親の公判供述によると、熟睡していたはずの長女の横にひざをつくと、まだ何もしていないのに、ぱっと目を覚ましたのだという。あるいは殺気を感じとったのかもしれない。

 長女が叫んだのと間髪を入れずに、父親は手にしたハンマーを長女の顔面に3回たたきつけた。

 いたたまれなくなったのか、2階の母親も駆け下りてきた。長女を挟んで、夫婦は言葉を交わした。

 母親「顔が血だらけになってるやん」

 父親「助けるんやったら今やで」

 ここでやめても、取り返しはつかない。母親は「それは無理や」と言下に否定した。父親は「早く楽にさせたろう」と応じ、今度はベルトを長女の首に巻き付けた。

「私も引っ張らせて」と母親は言った。ベルトの両端をそれぞれが握り、力を込めて引き絞った。間もなく長女は動かなくなった。

 「あんたの人生、奪ってしまってごめんな」

 母親は心の中で長女にわびながら、顔の血をていねいにタオルでふき取り、その日は亡きがらの横で休んだ。

 父親は亡き娘に手紙を書いた。《かわいそうだが先に逝ってもらう。お父さんもお母さんも後から逝くから》

 夫婦は翌日から、死に場所を探して車であちこちをさまよった。20日に大阪府貝塚市の港から車ごと海に飛び込んで自殺しようと試みたが、タイヤがひっかかって失敗。通りかかった人の通報をきっかけに、2人は死体遺棄と殺人の容疑で逮捕された。

「学校へ行きたくない」

 長女は小さいころから、トゥレット症候群に悩まされていた。本人の意思に反して、まばたきを繰り返すなどの「運動チック」と、せき払いや叫び声など「音声チック」が1年以上続く疾患を、トゥレット症候群と呼ぶ。

 長女にチック症状が現れたのは小学3年生ごろ。無意識につばを吐く症状が出た高学年のときは、周囲の児童から「汚い。お前と物を食べられへん」となじられた。中学校に入ると、体全体を振るわせたり、顔をゆがめたりと症状はさらに悪化した。

 我慢強いあまり愚痴も言わない子供だったが、せっかく入学した高校は1学期だけで退学した。通学電車の中でチック症状が出ると他人からじろじろ見られ、疎ましがられた。長女は「学校へ行きたくない」と泣いた。

それから就職したこともあったが、なじめずにすぐに辞めてしまい、家にこもりがちになった。トゥレットだけでなく、統合失調症も発症した。

「病気は親の責任」

 長女が22歳のときに〝転機〟が訪れた。

 障害基礎年金を申請すると、過去の分もさかのぼって支給され、約250万円が一気に手に入ったのだ。長女はそれを1年半で使い切り、ここから浪費癖が始まった。

 「自分の金だから、好きなように使う」

 年金を貯金するよう勧めた父親に対して暴れ、高価なパソコン、趣味の絵を描くための道具を買い込んだ。母親名義のカードにはネット通販や有料テレビの視聴料、宝塚歌劇のチケット代、ゲームの課金料金の請求もくるようになった。

 「病気を持ったのは親の責任や」

 こう言って責める長女に両親は何も言えず、「あの子の唯一の楽しみを奪えない」と、浪費癖をいさめられなくなっていた。

攻撃と依存

 大工として家を空けることが多かった父親は70歳すぎにリタイアして自宅に戻ってきた。だが長女が父親を異常に嫌悪し、父親は2階、長女が1階という家庭内別居の状態になった。

 一方、母親への態度も複雑だった。公判で弁護人は長女の母親への振る舞いを「攻撃と依存」と表現した。

 母親は5年ほど前まで勤めに出ていた。長女は何か嫌なことがあると、自宅から母親の職場に「死んでやる」「手首を切る」「薬を飲んだ」と、たびたび電話をかけたりファクスを送りつけたりした。母親はそのたびに帰宅した。

長女が過ごす1階和室から、母親の姿が見えなくなると「何してんねん」と声を荒らげた。風呂も母親とでなければ入らない。「起きている間はずっと一緒」という生活だった。

 長女の要求に母親が従わないと、長女は手がつけられなくなった。自分の頭を机に50回以上ぶつけ、体をけいれんさせ、最後は過呼吸になった。それが落ち着くとカッターを持ち出し、母親の目の前で手首を切った。

 「何でそんなことするの。お母さんの(体)を切ったら」

 あるとき母親がそう言うと、長女は「その血では落ち着かん」と答えた。

 長女は精神科系のクリニックに通院していた。母親が医師にリストカットや入院の相談をしたこともあったが、実のある返事はなかったらしい。

 同じ疾患の家族会を紹介してもらったものの、他人の癖がうつる長女をその場に連れて行くことがためらわれた。たとえば、はなをすする人を見ると、長女もはなをすするしぐさを始めるのだという。家族会には結局、行かずじまいだった。

「殺すしかなかった」

 「これでわが家も最後かな」。27年8月ごろ、母親は通帳を見て、もう年が越せないと思いつめた。

 一家の月の収入は父親の年金11万円と、長女の障害基礎年金6万円。だが、障害基礎年金は長女が全額自分の趣味に使う。生活費になるはずの年金も、長女の携帯電話料金や好みの食べ物代に消え、毎月の支出は約30万円に上った。赤字分は預金を取り崩す生活だったが、それももう底をつく。

「一家心中しかない」と母親は、父親にほのめかした。自家用車の車検は11月22日に切れる。外出に車が必須の長女の機嫌を損ねないためには、それまでに心中を実行する必要があった。そして犯行日の18日を迎えたのだった。

 被告人質問で検察側から「殺害せずに済む方法はなかったのか」と問われると、父親は「ないですね」と言い切った。

 母親は夫婦だけの心中だけでなく、長女を道連れにした理由を聞かれ、「あの子は私がいないとどういう風になるか。考えただけでつらいことです」と涙ながらに答えた。

 7月14日の判決公判で、裁判長は「経緯や動機には同情できる事情がある」としつつも「事態打開に向けた具体的方策を講じたとはうかがわれない」として、ともに懲役3年(求刑懲役7年)の実刑を言い渡した。

 NPO法人「日本トゥレット協会」の理事で、小児神経学クリニック(東京都)の星野恭子院長は「上手に治療すれば、本人の能力を伸ばすこともできる疾患。適切なサポートがなく悲しい偶然が重なってしまった例。他人事ではなく、身を引き締めてしっかりと日々の診療にあたりたい」と一家の窮状をおもんぱかった。

via: 【衝撃事件の核心】顔面にたたきつけた〝愛のハンマー〟 「かわいそうだが先に逝け」…精神疾患の長女殺めた老夫婦の窮状(5/5ページ) – 産経WEST

ネットの反応・意見

睡眠薬を飲ませて寝入ったところで顔に濡れタオルを押しつけるとか
もうちょっとやり方を考えればいいのに

やっぱり高齢出産はダメなんだな

ほんと、自分だけが辛いと思っている奴が一番手に負えないわ。

結局「かわいそうな私を見て」なんだよ。一番の薬は無視することしかない。精神的にも経済的にも。お前の母親は全然できなそうだな。結局まわりに全て見捨てられて心中コースよ。

精神疾患とか痴呆とか体が健康な者の介護って
体に障害のある者の介護より遥かに悲惨だと思うんだが
何で前者の方を優先して保護する体制にならないんだろうな

同意

大変さの質が全く違うのに一絡げにして楽なはず、とされてるのはおかしいわな

つい先日熊本地震で行方不明だった大学生の子の車の残骸をご両親が発見してたけど、お母さんが前のインタビューで「地震あってから今までずっと生き地獄」だって涙ながらに言ってたよ・・・
ホント世の中上手くいかないもんだなぁ。

> 母親名義のカードには

親も病気。分裂病にカード持たせるとか。禁治産者だろ

あと隔離政策しないクソ行政にも賠償請求したらいい
徘徊する痴呆を家庭で管理するのは物理的に無理。
そのくせ徘徊による被害の弁済は保護責任者にさせる矛盾ぶり

仕事しない税金泥棒どもからはたっぷりむしりとってやれ

>愛のハンマー

物は言いようだな。

娘さん、彼氏が欲しいとか旦那さんが欲しいとかの欲求は、なかったのかな?
恋もしないでこの結末は、悲惨すぎるぞ…

その他、反応

精神疾患はきっかけだけど、
これはその病気のせいではないなあ。
いわゆるニートだわな。

親父が87歳で母親が70歳
17歳も違うのか
これは高齢出産というより
歳の差婚が問題だったんじゃないの?

年金が入った時に本人に使わせてしまったのは
まずかったな

産経
愛のハンマーはないわ
なあ?

その父親も何か精神疾患抱えてたんじゃないの?

これからそういう家族増えるのかな?
軽度発達障害の診断受けてる子供が今、多いよね?
親自身も非正規が多いし

>病気は親の責任」
残念だがこれは本当の事だ。社会で生きる術を教えなかったという事だ。
記事にかいてないだけで相当陰湿な嫌がらせにあっていたと推測できる。
親にも余裕はないだろうが、こういう事件って親が何にも教えていない事だけは推測できる。

トゥレット症候群?
実際に周りにいる人、いる?
>>1の説明では理解できない
本当にそんな症状が出るなら、近くにいたら怖いわ

実際、怖いというより、キモイと思われる。
首振ったり、瞬きを異常にしたり、暴言を吐いたり、症状はいろいろある

幾ら何でも、こない凄惨な殺し方ありえへん、親やろ
ただ単に邪魔になったとしか思わん

もうちょい楽なやりかたあるやろー

睡眠薬とか、絞殺とか
殺し方っていうもんが有るやろ

その他、日本の反応

まあちょっと憎たらしい感もあっただろ

大阪人は怖いなあ。

人間は憎しみがあるとき顔面攻撃するらしいが…
もっと安らかに殺すことは出来なかったのだろうか
てかチックって家庭環境が悪いとなるものだと思ってたけどそうとも限らないのかな 統合失調症にもなったってことは素質ありだったのかな
遺伝だよね?

これ同情の余地あるか?

まだマシ。
親の思い込みで知的障害を抱えてるのに届け出をせずそのまま社会に放り出されて
ホームレスになってしまってる人も居る。
やり方はまずくても一応この親は責任をとろうとしてるからな。

男44おんな27の子供か
不倫婚かな

子作りは双方若い時にするべきだな

誰も得しない結末だな

家族って何なんだろうな・・・

普通こういうのって絞殺が基本だと思ったけど
顔面殴るのは異常だわ。

このニュース最初に読んだときはしょうがないことだと思ったけど
小さい子供のチックって親が異常な教育してることが多いからな
残酷な殺し方とも相まって
むしろ両親の方に問題があったんではないかと思えてきた


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